2020.04.11

英語のSEO 競合のインテントを分析する

Yuichi Ishino

英語のSEOコンテンツを制作する前の準備

英語のSEOコンテンツを作る前に、どういう内容にするか企画を考える必要があります。そして、企画を立てる上で必要な準備が、ターゲットエリアの競合とユーザーの意図を分析することです。 英語はただ一つの地域で話される言語ではありません。とりわけビジネスの世界では、あらゆる場所で話されている世界の共通語です。訴求したいコンテンツがアメリカ向けなのか、イギリス向けなのか、はたまたシンガポール向けなのか、ターゲットとする地域によって内容や切り口は変わってくるでしょう。これに応じて、コンテンツの企画は変わります。

ターゲットとする地域のキーワードとその競合

企画を立てる前に、まずは洗い出したキーワードをもとにして、ペルソナを明確にします。ペルソナ作りでは、住んでいる地域のほかに、 ターゲットの家族構成、職業、年収、ジェンダー、年齢などを考慮しましょう。その後、クエリ(質問キーワード)の組み合わせを考えていきます。それらを実際にGoogleに打ち込んで検索*。その結果、出てきた記事が競合ページになります。

*パラメータを使うなどしてターゲット地域からの検索に近い環境を作りましょう。やり方は、suzukikenichi.comの記事で詳しく紹介されています。

インテントの分析は丁寧に

とくに検索結果の1ページ目に表示される記事は注意深く確認していきましょう。Googleのアルゴリズムがなぜそれらを評価し、上位に掲載するのか、また、なぜ検索者がそれらをクリックするのか、それぞれのインテント(意図)を探ります。

これにはバイリンガル、もしくはネイティブのサポートが不可欠だと言えます。言語、文化、市場に対する知識なくローカルの「インテント」は理解できません。英語のSEOコンテンツ制作の難しさはまさにこの点に尽きると言ってもいいでしょう。的外れの分析とならないよう、専門のエージェンシーを探されることを強くおすすめします。次のインテント分析表を参考に、ぜひ、ユーザーのニーズを叶えた英語のSEOコンテンツの作成に臨んでください。

インテント分析表

インテント分析表

<参考>「英語のSEO」についての完全網羅記事

英語のSEO対策——知っておくべき全7ステップ

Writer

Yuichi Ishino

Managing Director

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